ソニーのノートパソコンVAIOの修理をするなら

今回は仕入れたソニー製パソコン「VAIO」分解メンテナンスを行いました。さらに、SSDとメモリーの増設も行い、性能を向上させました。型番はSVE15125CJPです。電源とBIOSは正常、液晶画面も問題な差そうで、ストレージは取り出されている状態でした。スペックはインテルコアi5 3210M、メモリー4GBが搭載されていました。

目次

VAIOの歴史と特徴

VAIOのノートPCはスタイリッシュで洗練されたデザインが特徴。豊富なカラーバリエーションと高級感ある仕上げが魅力。例えばVAIO SX12ではファインブラック、ファインレッド、ブライトシルバーなど豊富な色が選べ、特別モデルにはSONY独特のカラーもあります。天面はサラサラとした感触で指紋や皮脂の跡が目立ちにくく、バッグへの出し入れもスムーズなスリムな設計となっています。更にVAIO Zは、カーボン素材を全面に採用しており、高い強度と軽さを持っている地のこと。

ソニーのVAIOは、1996年から2014年までソニーが販売していましたが、その後VAIO株式会社に移管されました。

今回扱うVAIOは2012年製のソニー製です。VAIOの特徴として、光学ドライブにブルーレイディスクドライブが搭載されており、メモリースティックデュオやメモリースティックプロにも対応しています。また、WebカメラにはソニーのCMOSセンサーが搭載されており、高品質な映像を提供します。

分解とメンテナンスの詳細

まず、VAIOを傷つけないように柔らかいタオルの様なものを下に敷いてVAIO本体を逆さにして置き、バッテリーを取り外します。バッテリーを固定しているロックを解除しながらバッテリーに無理に力をいれずスムーズに取り外します。元から付属しているバッテリーはまだ若干の充電が残っており使用可能でした。次に、内部のマザーボードにあるメモリースロットを確認し、4GBのメモリーを取り外しました。もう1枚4GBを追加することで、合計8GBに増設可能です。

続いて、ハードディスクのマウンター固定ネジを外し、マウンターを取り外しました。ブルーレイドライブも取り外し、内部の状態を確認しました。ドライブはパナソニック製で、フィリピン製のモデルでした。

次に、メイン基板へのアクセスを行いました。14箇所のネジを外し、分解用のヘラ器具を使って慎重にプラスチック部分を開けていきました。内部は予想以上に綺麗で、ファンや基板周りにもほとんど埃がありませんでした。ヒートシンクとファンを取り外し、グリスを塗り直しました。ヒートシンクには取り外し順序が指定されており、慎重に作業を進めました。

増設と仕上げ

メモリーは増設し、更に新しいSSDは交換搭載しました。ハードディスクマウンターにSSDを固定し、蓋を閉じてメンテナンスは完了しました。最後に、外観の清掃を行い、VAIOのロゴを綺麗にしました。このVAIO前オーナーであろう方がずっと貼って使っていた保護シールも剥がし、保護シールに敬礼、10年間の保護お疲れ様でした!と感謝しました。

さて、電源を接続。バッテリーの充電ランプが点灯しました。液晶を開いて電源を入れると、BIOSに無事に入りました。メモリーは8GB、SSDは500GBとして認識されました。Windowsを再インストールし、動作確認のためにブラウザを起動し、YouTubeなどを視聴しましたが、スムーズに動作していました。

ソニーのVAIOは、メモリースティックスロットやブルーレイドライブ、ソニーのセンサーを搭載したWebカメラなど、ソニーの精神が詰まった製品です。ピンク色の外観も個性的で、内部は非常に綺麗でした。メモリ増設とグリス塗り直し、SSD増設を行い、無事に蘇らせることができました。

SONYのVAIOシリーズの修理なら当店EyeSmartへお問い合わせください!SSDやメモリー交換増設、水没修理、データ救出まで幅広く対応!

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