【Windows10サポート終了PC】SteamOSでゲーム環境を蘇らせる!

Windows 10のサポート終了が迫る今、注目の選択肢

2025年10月にWindows 10のサポートが終了します。
多くのパソコンユーザーが次のOS選びに悩む中、
無料でしかも動作も軽い、しかもゲームに特化した
「SteamOS(スチームオーエス)」が注目を集めています!
古いパソコンでもある程度快適に動作するこのOSは、特にゲーム好きな方にとって新たな活用法として検討する価値があります。この記事では、SteamOSとは何か、必要なスペックやインストール方法など詳しく解説。
SteamOSとは?
SteamOSは、ゲーム配信プラットフォーム「Steam」で知られるValve社が開発したLinuxベースのオペレーティングシステムです。Steam Deck(スチームデック)という携帯型ゲーミングPCにも採用されています。

主な特徴
- 軽量で高速:Windowsより動作が軽く、古いパソコンでもスムーズ。
- 無料で利用可能:オープンソースなので、費用はかかりません。
- プロトンでWindowsゲームも動く:Protonという互換レイヤーにより、 SteamOSでも多くのWindows用ゲームが動作します。
動作に必要なスペックは?
古いパソコンでもインストールは可能ですが、グラフィックドライバー対応状況には注意が必要です。
SteamOS 推奨環境
比較的安定して使えると言われる推奨環境は以下です。個人的にはメモリ16GBは欲しい所ですね
項目 | 推奨されている条件 |
---|---|
CPU | IntelまたはAMDの64ビット対応プロセッサー |
メモリ | 8GB以上 |
ストレージ | NVMe SSD 500GB以上 |
グラフィック | AMD製GPU(RDNA2以降が特に推奨) |
その他 | UEFIファームウェア |
SteamOSが自分のPCで動作するか確認する手順
SteamOSの導入を検討する際、「自分のPCで本当に動くのか?」という疑問は当然です。ここでは、お持ちのPCがSteamOSの要件を満たしているかを確認し、より快適に動作させるためのポイントを解説します。
1. SteamOSが動作するための最低限のハードウェア要件
SteamOSが動作するための最低限のハードウェア要件はこちら
項目 | 最低必要条件 |
---|---|
CPU | IntelまたはAMDの64ビット対応プロセッサー |
メモリ | 4GB以上 |
ストレージ | 200GB以上 |
グラフィック | NVIDIA、AMD、またはIntel製のグラフィックチップ(Vulkan対応推奨) |
※SteamOS 3.7以降はAMD製CPU・GPU搭載機+NVMe SSDが公式サポートの中心です。NVIDIAやIntel GPUは動作する場合もありますが、ドライバの安定性やパフォーマンスに課題が残ることがあります。特にNVIDIA製GPUの場合、ドライバの導入や安定性に手間がかかる場合があります。
2. 互換性の詳細チェック

より安定した動作を目指すために、以下の点も確認しておきましょう。
- CPU・マザーボード: x86_64(64ビット)アーキテクチャが必須です。UEFIが推奨されており、Secure Bootは無効化する必要があります。
- GPU: AMD Radeon(RDNA2以降が安定)、NVIDIA(ドライバ次第)、Intel(世代によっては不安定)が対応しています。デュアルGPU(Optimusなど)は非推奨です。
- ストレージ: NVMe SSDが推奨されます。インストール時に全データが消去されるため、必ずバックアップを取ってください。
3. ゲームやアプリの互換性確認
SteamOSを導入する目的がゲームであれば、プレイしたいゲームがSteamOSで動作するかどうかも重要です。
- SteamOS互換性ラベル: Steamクライアントやストアで「SteamOS Compatible」または「SteamOS Unsupported」ラベルが表示されます。これはゲームがSteamOS上で動作するかどうかを示しますが、パフォーマンスや入力の保証は含まれません。
- ProtonDBの活用: Windowsゲームの動作状況はProtonDB(https://www.protondb.com/)で確認可能です。ゲームごとに「Platinum」「Gold」などの互換性ランクが掲載されており、ユーザーの報告も参考にできます。
- Steamクライアントでの設定: ゲームごとに「プロパティ」→「互換性」タブからProtonバージョンを指定することで、動作を改善できる場合があります。
SteamOSのインストール手順

- 公式サイトから最新のSteamOSリカバリーイメージをダウンロード:Steam Deck Recovery Imageなど、お使いのPCに合ったリカバリーイメージをダウンロードします。
- インストール用USBを作成:8GB以上のUSBメモリを用意し、Rufus(ルーファス)やbalenaEtcherなどのツールを使ってリカバリーイメージを書き込みます。ツールの指示に従って書き込みを進めてください。
- パソコンをUSBから起動:BIOS画面でUSBブートを有効にし、Secure Bootを無効化してからUSBメモリから起動します。
- リカバリー環境からのインストール:USBメモリから起動するとリカバリー環境が立ち上がります。画面の指示に従って「Reinstall SteamOS」などのオプションを選択し、インストールを進めます。インストール先のNVMe SSDの全データが消去されるので注意してください。インストール時間はPCのスペックやストレージ速度によります。
注意 :一部パソコンではBIOS設定やSSDのフォーマット形式によってエラーが出ることがあります。インストール時はデータのバックアップを必ず行ってください。
日本語入力の設定方法
SteamOSは初期状態では日本語入力ができません。以下の設定を行うことで対応可能です:
- デスクトップモードに切り替える
- 「Discover」から「FCITX5」を検索・インストール
- スタートアップに登録し、再起動
- キーボードマークから「Mozc(モズク)」が追加されていることを確認
SteamOSの注意点と今後の期待

SteamOSはすべてのゲームに対応しているわけではなく、特に新作ゲームや複雑なコピーガード(DRM)があるタイトルでは動作に不安定な面もあります。
しかし、Valve社による継続的なアップデートと、Steam Deckの成功を背景に、対応ゲームやハードウェアの互換性は今後さらに向上することが期待されています。
まとめ
- AMD CPU+AMD GPU+NVMe SSDの組み合わせが、SteamOS 3.7以降を最も安定して動作させられます。
- 公式の互換性ラベルやProtonDBでゲームごとの動作状況も事前に確認できます。
- インストール前にハードウェア要件とBIOS設定(Secure Boot無効化)を必ずチェックしましょう。
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