PC専用スピーカーの賢い選び方を専門店が解説!おすすめ5選びも紹介
おうち時間や在宅ワークの浸透により、ワンランク上のPC環境を意識するユーザーも増えているようです。
その、こだわりポイントの一つとしてスピーカーは欠かせません。
特に、完全なプライベートルームであればヘッドホンと併用するか、完全にスピーカーで音楽やゲームを楽しみたい方も多いはず。
今回はビジネス/ゲーミング双方の観点から、スピーカー選びのポイントを解説いたします。
PC用スピーカーを選ぶ上で重要なポイント3つ
PC用スピーカーを選ぶ際は、特に次の3ポイントは要チェックです!
- 音質
- 接続方式
- ch数
具体的にどうチェックするのか、具体的に解説してまいりましょう。
1. 音質
PC用に限らず、スピーカーなどの音声出力デバイスを選ぶ上で最も重要視する項目が「音質」です。
実際に聴いてみて確かめられれば良いのですが、ネットで購入する場合などはそうもいきません。
そこで、目安となる数値を紹介します。
その数値とは「サンプリング周波数」と呼ばれるものです。
音質のサンプリング周波数とは、「1秒間にどれだけのデータが音を表現するために使われたか」を示す値です。
例えばジュースでも、果汁20%よりも100%の方が濃厚で美味しいのと同じように、音を表現するために使われたデータ量によっても音質は異なってきます。
ただし、音質はジュースと違ってデータが多ければ良いというものではありません。
低音と高音で考え方は変わってくるのです。
具体的には
- 高音30hz以上
- 低音50Hz以下
という値が、音質の良いスピーカーの条件のひとつとなります。
2. 接続方式
2023年現在、一般的なPCスピーカーの接続方式は次の3つとなります。
- アナログ形式
- USB
- Bluetooth
それぞれの特徴を見てみましょう。
アナログ形式
一番オーソドックスなオーディオ機器の接続方式で、オーディオジャックと呼ばれる端子にスピーカーを接続します。
オーディオジャックには経口が複数あるのですが、PCで使われるのは3.5mmです。
アナログな接続方式だけあって音質は安定していますが、ノイズなどが懸念されるところ。ノイズに関しては、最近ではUSB-DACという機器である程度改善されます。
USB
有線接続の場合、USB経由でデータ通信しての出力も一般的です。
スピーカーの電源も同時に取れるため、有線接続でも少しスッキリさせることができるのがメリットです。
ただし音質もアナログ同様安定していますが、アナログほど大きな音は出せません。
Bluetooth
AirPodsなどイヤホンでもお馴染みのBluetoothによるワイヤレス接続ですが、PCでのデスクトップ環境でもポピュラーなスピーカーの接続方式となります。
一番デスクトップ周りをスッキリさせられることからおしゃれな反面、音質の安定性は他の2つと比べて若干劣ります。
とはいえ、最近の規格であるBluetooth 5.0はより広範囲の接続も可能となっており、安定性の面でも期待できます。
3. ch数
あまり馴染みのない項目ですが、スピーカーにはサブウーファーの有り/無しを表す「ch数」という概念があります。
それぞれ
- 2.0ch サブウーファーなし
- 2.1ch サブウーファーあり
となっています。
サブウーファーの効果として、より迫力のある重低音が再現可能なことが挙げられます。
リズム感のあるミュージックを楽しんだり、オンラインゲームで臨場感を楽しみたい時には、是非とも2.1ch規格のスピーカーをオススメしたいところです。
おすすめPCスピーカー5選!
PCでマルチメディアを思う存分楽しむのに、オススメのスピーカーを紹介します。
オーディオテクニカ AT-SP95
おすすめポイント
リーズナブル&小スペースで気軽に使える有線スピーカーです。
USB電源なのでACアダプタ入らずなため、デスク周りが嵩張りにくいのが嬉しいポイント。
また前面にヘッドホン端子を備えているため、ヘッドセットの取り扱いも楽にしてくれます。
価格:3,055円(税込)
Razer Leviathan V2 X
おすすめポイント
Bluetooth接続のゲーミングスピーカーということで、線いらず&イルミネーションでおしゃれ要素もたっぷり!
インテリアを意識するのにもおすすめの一台となっています。
充電は最近おなじみのType-Cですので、スマホの充電器がそのまま使えるのも便利ですね。
価格:15,980円(税込)
サンワダイレクト サウンドバー 400-SP092
おすすめポイント
こちらも今トレンドとなっているバー型スピーカーで、リーズナブルなモデルです。
ただ安価なだけでなく、microSDに保存した音楽データをそのまま再生できるといった、便利機能もしっかりと備えています。
音楽専用機が欲しい方にはピッタリですね。
価格:3,980円(税込)
ロジクール PCスピーカー S150
おすすめポイント
省スペース向けでも音質とコスパにも妥協が見られないのが、こちらのロジクールのモデルとなっています。
場所をとりたくないけど、Bluetoothは音質が不安という方は試してみるといいでしょう。
価格:2,430円(税込)
JBL Pebbles バスパワードスピーカー
おすすめポイント
USB/DAC搭載により、より高音質を目指したUSB接続タイプのスピーカーです。
お値段それなりですが、デスク周りをスッキリさせつつ音質にもこだわりたい方には導入の価値あり!
フルレンジドライバー内蔵の安定した音質をお楽しみください。
価格:8,250円(税込)
まとめ
では、今回のまとめに入りましょう。
- PCスピーカーを選ぶときは「音質」「接続方式」「ch数」の3つをチェック
- 音質の目安は高音30hz以上、低音50Hz以下
- より音質にこだわるならアナログ+USB/DACか、USB接続
- シンプルなデスク周りを目指すなら、Bluetooth接続がオススメ
- 重低音にこだわるなら、ch数は2.1chでサブウーファーありを選ぼう
デスクトップPCであれば、更にサウンドカードにこだわることで最強のサウンド環境を手に入れることができます。
Eye Smartでは、PCカスタマイズの相談も承っておりますので、是非ともよろしくお願いします。