ウイルス対策って大事?ソフトの選び方
最近、YouTube上でパソコンやスマホにおけるウイルス対策ソフトの必要性に関する動画が増えています。一部では、市販ウイルス対策ソフトは必要ないとの主張も見られます。果たして本当にそのような考え方が安全なのでしょうか。今回は、この議論について深く掘り下げ、私の見解をお伝えします。
ウイルス対策ソフトの必要性
パソコンに関して言えば市販のウイルス対策ソフトを導入することは重要です。
なぜなら、最新のウイルスに対処する能力や、サポート体制が整っているからです。市販のソフトウェアは日々進化するウイルスに対応するために設計されており、ウイルスに感染した際のサポートも充実しています。
無料のウイルス対策ソフトでは完全にウイルスを防ぐことができないケースがある一方、有料のソフトウェアは高い防御率を誇ります。特に最新のウイルスに対しても迅速な対応が可能です。また、市販のソフトウェアにはサポートが付いており、万が一の際に頼りになる場合があります。
スマホにおけるウイルス対策
スマホに関しては、現時点ではウイルス対策ソフトは必須ではありません。
なぜなら、スマホのOSがデフォルトでセキュリティに優れた機能を備えており、アプリごとに閉じられた環境で動作するサンドボックスが存在するからです。また、アプリストアからのアプリダウンロードはセキュリティチェックが厳格に行われており、ウイルス感染のリスクは低いと言えます。
このように、パソコンとスマホではウイルス対策の必要性が異なります。パソコンでは市販のウイルス対策ソフトの導入が推奨されますが、スマホでは現状では特別なソフトウェアを導入する必要はありません。しかし、テクノロジーの進化に伴い、常に最新の情報にアクセスし、適切なセキュリティ対策を取ることが重要です。
無料のMicrosoft Defenderじゃだめ?
最新ウイルスやマルウェアからパソコンを守るにはセキュリティの更新が欠かせませんが、サブスク更新で支払いトラブルが発生し、知らぬまに更新が滞ることもよくあります。
そんな不安を解消してくれるのが、無料の「Microsoft Defender」です。Microsoft Defenderは、Windowsに標準搭載されているセキュリティソフトで、インストールや更新の手間がかかりません。さらに、独立機関から高い評価を受けており、多くのウイルスやマルウェアからデバイスを保護することができます。
有料セキュリティソフトとは異なり、Microsoft Defenderは不要な機能を搭載しません。また、世界的なセキュリティ評価機関から高い評価を受けており、信頼性も抜群です。
ただし、Microsoft Defenderは未知の脅威に対応できないという短所もあります。既知の脅威に対しては高い保護力を発揮しますが、まだ認識されていない攻撃に対しては有料のセキュリティソフトよりも対応が難しい場合があります。
それでも、Microsoft Defenderは無料で利用できるため、セキュリティソフトの更新作業に不安がある方や、不要な機能を搭載したくない方におすすめです。
Microsoft Defenderの利点:
- Windowsに元から付属しており無料で利用できる。
- 機能のON/OFFで即時に使いえる。インストールや更新の手間がかからない。
- セキュリティ独立機関から高い評価を受けている。
- 不要な機能を搭載していない。良い意味でシンプル。
- ソフトの支払い滞り(払い忘れや期限切れ)による機能停止が無い。
- セキュリティ機能がパソコンの性能を圧迫しない。軽量動作。
Microsoft Defenderの短所:
- 未知の脅威に対応できない場合がある。
- 有料セキュリティ程には高度な機能や色々な新しいセキュリティー機能を網羅していない。
まとめ
パソコンの初心者やとても重要な情報をパソコン内で扱っていて、ハッキングや漏洩される訳には行かない場合やウイルスが除去できない場合、バックアップが取れていない場合などはセキュリティ重視のパソコンの使い方としてセキュリティソフトはとても便利です。
何か問題があった時に全てデータを消しても問題がなかったり、漏洩して問題ないデータを扱う場合、例えば動画を見るだけなどではMicrosoft Defenderがおすすめです!
貴方のパソコンの使い方はどうでしたでしょうか?データがどれだけ重要ですか?
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