スマホとパソコンを比較、あなたに最適なものは?
今回は「パソコンがなくてもスマホやタブレットで十分か?」という疑問に回答。
最近、当店にご来店されたお客様から「古いパソコンの動作が遅くなったので、新しいパソコンを買うべきか、それともタブレットを選ぶべきか」とご相談をいただきました。結論から言うと、選択は使用目的によって異なります。
スマホかパソコンか?どっちが便利?
現在、スマホやタブレットの普及が進んでいるため、パソコンを持っていてもほとんど使わない方も増えています。
特に年末の特定の作業以外でパソコンを使わないというケースも多く見受けられます。では、どちらを選ぶべきでしょうか?私たちが提案する最もシンプルな基準は「使用目的が視聴や閲覧中心か、作業中心か」です。
ちなみにLINEが2021年下期に実施した調査によると、スマホのみでインターネットを利用するユーザーが52%、
スマホとPCを併用するユーザーが46%、PCのみが1%という結果でした。
視聴や閲覧中心の場合はスマホやタブレットがおすすめ
メールのチェック、ウェブサイトの閲覧、動画視聴、写真鑑賞、音楽鑑賞、SNSの利用など、主に受動的な活動を行う場合、スマホやタブレットが適しています。これらのデバイスはコンパクトで持ち運びやすく、操作も簡単です。
又、その画面の大きさとタッチパネル機能を活かして、専用タッチペンを使って絵を描くなどの分野が近年人気です。
作業中心の場合はパソコンが最適
文章作成、表計算、プレゼンテーション資料の作成、プログラミング、画像や動画の編集など、プロユースのクリエイティブな作業が中心のユーザーはパソコンが最適。
デスクトップパソコンは、部品の追加や交換が可能で、キーボードやマウスといった入力装置も別売りで接続できるため、壊れても簡単に交換ができます。
これに対して、スマホやタブレットは一体型のデザインが多く、故障した場合には分解修理が必要になることが多いです。タッチパネルやボタンが反応しなくなった時には、修理店に依頼するのが一般的です。
デスクトップPCは故障に対応しやすい
デスクトップパソコンは部品交換や追加に柔軟性があり、修理技術や知識がなくても、USB接続して使っているものは電気店で購入してすぐ付け替えられます。
更に修理専門店に依頼すれば、細かな部品の交換やSSD/HDDの載せ替え、OSの再インストールなどが可能です。
一方で、スマホやタブレットはそのコンパクトさゆえに、故障時の修理が難しく修理期間や金額が高額になりがちです。これらのデバイスのタッチパネルの不具合やボタンの故障は、プロの修理技術が必要となることが多いです。
スマホかパソコンかという問題について
デバイス選びは、使用するソフトウェアの対応状況、使用環境、予算、置き場所などを考慮するのも大事です。
またパソコンにはクリエイター向けや知識層、パソコンを主に使う層向けの専門的で複雑なソフトウェアやツールが多く存在します。これらのソフトウェアを使用し続けることで知識面で他のデバイスと差が出てきます。将来的にはパソコンで利用していたソフトウェアの濃いコミュニティに参加することあり得るかも知れません。
当店では、お客様の利用目的や環境に合わせた最適なアドバイスを提供しております。ご不明点やご相談がありましたら、いつでもお問い合わせください。これからもスマホやパソコンに関する有益な情報をお届けしますので、当店のブログをぜひご覧ください。