起動が遅い…フリーズする…そんなPCをサクサクに戻す方法

「最近パソコンの動作が遅い」「クリックしてもなかなか反応しない」――そんな不調を感じたことはありませんか?
こうした“重さ”の原因は、パソコン内部で蓄積された負荷によるものが多く、放っておくとフリーズや強制終了につながることもあります。
この記事では、パソコンが重くなる主な原因と、今すぐできる具体的な改善策をご紹介します。「古いから仕方ない」とあきらめる前に、できることから試してみましょう。
スタートアップアプリが多すぎる
パソコン起動時に自動で立ち上がるアプリが多いと、立ち上がりが遅くなるだけでなく、その後の動作ももたつきがちです。クラウドサービス、チャットアプリ、ゲームランチャーなどがバックグラウンドで動いていると、CPUやメモリを消費し続けます。
よくあるスタートアップアプリの例と対処方針
| アプリ名 | 主な用途 | 無効化の推奨 |
|---|---|---|
| OneDrive | クラウド同期 | ◯ |
| Zoom | 会議アプリ | ◯ |
| セキュリティソフト | ウイルス対策 | × |
| ゲームランチャー | ゲーム管理 | ◯ |
| Adobe系アプリ | デザイン・PDF編集など | △(使用頻度次第) |
改善策
タスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)を開き、「スタートアップ」タブから不要なアプリを「無効化」しましょう。とくに使用頻度が低いアプリは、使うときだけ手動で起動すれば十分です。これだけでも起動時間が短縮され、軽快さが戻ります。
メモリ不足で処理が追いつかない
メモリは、作業中に使う「作業台」のような存在です。複数のアプリやタブを同時に開くと、メモリがすぐにいっぱいになり、動作が遅くなる原因となります。
改善策
使用していないアプリやタブをこまめに閉じることで、メモリ使用量を抑えられます。特に4GB以下のメモリ容量しかないパソコンでは、8GB以上への増設を検討すると効果が高いです。増設することでアプリの切り替えや画像処理もスムーズになり、全体的な体感速度が向上します。
ストレージの容量不足
ストレージ(HDD・SSD)はデータの“倉庫”ですが、ここに余裕がなくなると動作も遅くなります。Windowsは作業のたびに一時ファイルを作るため、ストレージの空き容量が10〜20%以下になると、システム自体が不安定になります。
改善策
使っていないファイルを削除したり、ディスククリーンアップを行って空き容量を確保しましょう。HDDを使用している場合は、SSDへの交換が特に効果的です。SSDは読み書き速度が速く、パソコン全体のレスポンスが劇的に改善します。
不要なソフトやウイルスが潜んでいる
知らない間にインストールされた不要ソフトやマルウェアがバックグラウンドで動作し、パフォーマンスを下げている場合もあります。
改善策
信頼できるセキュリティソフトで定期的にスキャンを行い、不審なソフトを削除しましょう。また、ブラウザの拡張機能も見直しの対象です。使っていない機能は停止することで、動作が軽くなります。
アップデート不足によるパフォーマンス低下
Windowsや各種ドライバを長期間アップデートしていないと、動作が不安定になったり、エラーが頻発することがあります。
改善策
「設定」→「Windows Update」で最新のアップデートを適用しましょう。ドライバやソフトも、最新版にしておくことで最適化が進み、全体の安定性が増します。再起動も定期的に行うことで、パフォーマンス改善につながります。
プラスアルファの改善策
再起動の習慣をつける
パソコンを長時間つけっぱなしにしていると、一時ファイルが蓄積され、動作に影響を与えます。1〜2日に一度は再起動し、内部のリフレッシュを行いましょう。
外付けストレージやクラウドの活用
写真や動画など容量の大きいファイルは、外付けHDDやクラウドストレージに移動することで、システムドライブの空きを確保できます。
無料ツールの利用も検討
「CCleaner」などのツールを使えば、スタートアップの整理や不要ファイルの削除が簡単に行えます。ただし、重要なファイルを削除しないよう操作には注意が必要です。
まとめ
| 症状・原因 | 改善策(できること) |
|---|---|
| 起動が遅い | スタートアップアプリの整理(不要なものを無効化) |
| アプリの切り替えが遅い | メモリ使用量を減らす/メモリを増設する |
| 全体的に動作が重い | 不要ソフトやウイルスを削除/不要ファイルを削除 |
| ファイル保存や読み込みが遅い | ストレージの空き容量を確保/HDDからSSDへ交換 |
| フリーズやエラーが頻発する | Windowsやドライバのアップデート/再起動の習慣をつける |
| データ容量がすぐいっぱいになる | 外付けHDDやクラウドストレージの活用/不要データを移動・削除 |
| パソコンの動作が不安定になってきた | セキュリティスキャン/ブラウザの拡張機能を見直す |
少しの工夫でパソコンは快適になります
パソコンが重くなる原因の多くは、「使い方」と「設定」にあります。スタートアップの見直し、不要ソフトの削除、空き容量の確保といった簡単な対策で、パソコンの動作は見違えるほど改善します。
もしこれらの対策を行っても改善しない場合や、物理的な故障が疑われる場合は、専門の修理店に相談するのがおすすめです。
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